健康づくりのための睡眠指針をご存知ですか?
日本をより健康な国にするための取り組みとして、厚生労働省は2013年に健康日本21(第2次)を開始しました。
そのなかに睡眠の重要性が盛り込まれており、その普及のために「健康づくりのための睡眠指針2014」が作成されました。
この指針は、科学的根拠に基づいたものです。
生活習慣病に関連することや心の健康についても書かれています。
今回は、睡眠指針の12箇条をご紹介します。
◆健康づくりのための睡眠指針2014 〜12箇条〜
- 良い睡眠で、からだもこころも健康に。
- 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
- 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
- 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
- 年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
- 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
- 若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
- 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
- 熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
- 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
- いつもと違う睡眠には、要注意。
- 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。
厚生労働省健康局
この12箇条を見ただけでも、どのような生活を送ったら良いかが少しはわかるような気がします。
すべて実践することはかなり難しいですが、まずはひとつ見なおしてみるのもいいかもしれませんね。
きっと日中のパフォーマンスを上げることにつながると思います。