眠りは2つの仕組みでコントロールされている
なぜヒトは夜になると眠くなるのでしょうか?
普通の生活をしていれば、朝に眠たくなることはまずありません。
しかし、夜には眠気がくる・・・なぜ?
今回はヒトの眠りの仕組みについてご紹介したいと思います。
眠りの仕組みは大きく分けると2つ
1.疲れたら眠る2.夜がくると眠る
この2つによって、眠りはコントロールされています。
1.疲れたら眠る仕組み
ヒトの脳は日中休むことなく働き続けています。
それによって脳に疲労物質がたまっていくわけです。
この疲労物質が溜まり過ぎると、脳の働きが悪くなってしまいます。
それを防ぐために、脳を休ませる必要があるわけです。
それが、疲れたら眠る仕組みです。
2.夜がくると眠る仕組み
ヒトは体の中に様々な時計=体内時計を持っています。
体内時計はおよそ25時間のリズムであると言われています。朝は目覚め、夜になると眠くなるというリズムです。
それが、2つ目の仕組みです。
この2つの仕組みがうまく機能することで、快眠生活を送ることができるのです。
あなたの生活を見つめなおしましょう
この2つの仕組みを機能させれない状況では「眠れない」=不眠となってしまいます。脳が疲れたら眠くなるわけですから、脳が疲れない状況だとまずいわけです。
体を動かさずに、ボーっとしていると脳は疲れません。疲れなければ、眠る必要がないのです。
いくら寝ようと思っても、眠れません。
また、体内時計によって眠くなるわけですが、その体内時計が狂ってしまうと眠れません。
生活のリズムがバラバラであったり、夜なのに明るい環境で過ごしたりすることが体内時計を狂わせます。
みなさんの生活は、眠るための仕組みが機能しているでしょうか?
次回は、どのような生活を送ればいいのかについてまとめていきたいと思います。
→ 夜になるとなぜ眠くなる?眠りをコントロールする2つの仕組み②